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​国際人材育成プログラム

日米欧の3つのパートナーが異なる専門分野を持つことを活かし、国内外の教員による学際的・横断的な体制で、ソフトマターの合成・計測・解析を総合的に理解する若手研究者を育成します。若手研究者は、国内では主に材料設計原理や構造解析を学び、海外では精密物性測定やモデリング、化学機能化などを学びます。5年間のDC+PDプログラム、3年間のPDプログラムを設定し、派遣期間は各研究者の進捗状況や状況に応じて柔軟に設定します。海外共同研究先は、既存のMONETプログラムにより米国Gの10大学、欧州GのDoDyNetプログラムによりEUの7大学から選択でき、本プログラムへの参加にあたっては、若手研究者が自分の特性や希望に応じて研究テーマや海外共同研究先を決定します。 


DC+PDプログラムでは、大学院時代に、主に日本での研究・教育を通じて素材デザインの原理を学ぶとともに、研究者としての基礎能力を身につけ、海外留学の下地を作ります。この間、海外の共同研究先に半年程度滞在し、知識を学び、研究に反映させます。博士号取得後は、海外のグループ・団体に1年半程度滞在し、共同研究を推進します。PDプログラムでは、若手研究者はまず日本で約半年間材料開発を行い、その背景を学んだ後、海外のグループまたはグループに約2年間滞在し、材料の機能解析やさらなる改良を行います。日々の研究指導は、遠隔コミュニケーション手段を積極的に活用し、若手研究者の滞在地に関わらず、日本と海外のパートナーが共同で行います。また、海外の若手研究者を積極的に日本に招聘し、知識の交換を行います。 


上記の研修プログラム終了後、若手研究者は、その成果および指導教官の評価に基づいて評価されます。優秀な若手研究者は、北海道大学でテニュアトラック教員へ推薦される予定です。北海道大学におけるテニュアトラック制度は、複数年のスタートアップ費用、上級指導教員による研究支援、各種ワークショップ、設備共有制度(グローバルファシリティセンター)などを提供します。このような手厚いサポートにより、若手研究者が自分の研究プロジェクトを立ち上げることができる環境が整っています。

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